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2014年10月31日

JHNFAの第三者「確認」ビジネス(後)

<機能性・安全性・表示の確認「3つは必須要件」>
 10月30日に開かれた(公財)日本健康・栄養食品協会(JHNFA)の記者発表会。新・機能性表示制度に絡めた新サービスについて、JHNFA・下田智久理事長(以下、下田氏)、健康食品産業協議会・関口洋一会長(以下、関口氏)と、記者との間で質疑応答が行われた。

 記者 「関係学会と連携を図る」とあるが、具体的にはどの学会か?

 関口氏 具体的にはまだ決めていない。たとえば、健康食品産業協議会の流れで言うと、今年6月に日本抗加齢医学会で我々が発表しているので、関係学会の1つと考えている。

 記者 機能性評価結果の確認、安全性評価結果の確認、容器包装表示の確認のすべてがセットでないとだめなのか?

 下田氏 3つは必須要件であると考えているので、3つとも行ってもらいたい。ただし、すでにJHFA規格を取得している企業や、GMP認定を取得しているところは、それらを行う必要はないので価格差が出てくると思う。

 記者 JHFA規格、GMP認定、安全性自主点検認証の既存サービスをすべて取らないと、機能性評価結果の確認はできないのか?

 下田氏 消費者庁のガイドラインがどうなるのかによって変わってくる。たとえば、安全性で他のもの(HACCPなど)でもよいとなるかどうか、ガイドラインの決め方によって必須要件が変わってくる可能性がある。

 記者 HACCPで対応する場合はだめか?

 下田氏 (ガイドラインの要件を)満たしていれば、必ず当協会のGMP認定を取ってもらうことにはならいと思うが、相談に来られた場合は当協会のGMPを勧めると思う。

<抗加齢医学会データブックとの関係「未来はわからない」>
 記者
 新サービスは第三者認証か?

 関口氏 認証することはない。

 下田氏 第三者認証に当たらないと考えている。認証の仕組みにはなっていない。

 記者 (JHNFAの第三者認証制度をめぐって)昨年、業界を混乱させたが、業界に対する公式説明も謝罪もなく、新制度を使って新サービスを展開するのはいかがなものか?

 下田氏 我々は規制改革会議に呼ばれて、健康食品業界の現状を説明し、1つの考え方としてまとめて説明した。1つの考え方としてあちこちで話した。従って、見解の相違だと思っている。

 記者 日本抗加齢医学会が策定するデータブックと、新制度は関係するのか?

 関口氏 新サービスとの関係で言えば、現時点では具体的に考えていないが、未来はわからない。

 記者 未来とは、新サービスがスタートする時点も含むのか?

 関口氏 私の方ではコメントできないが、我々が立ち上げようとしているのはコンサルテーションの仕組みであり、その支援機関として、8団体のなかの日本健康・栄養食品協会にやってもらおうと考えている。

(了)
【木村 祐作】

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