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2018年05月08日

健全な市場流通を考える会、健康食品の定義を議論

 「健康食品・サプリメントの健全な市場流通を考える会」(唐木英明会長)は7日、2回目の会合を都内で開催した。前回から持ち越された議題「健康食品・サプリメントの定義をめぐる問題」について引き続き討議した。定義するまでには至らなかったが、「方向性は見えてきた」(唐木会長)としている。

 定義に当たっては、国際的なハーモナイゼーションは不可欠との考え方から、米国のダイエタリーサプリメント制度、EUのフードサプリメント制度、ASEANのヘルスサプリメント制度などの主要国・地域における定義を参考に議論が進められた。米国とEUを参考にして制度化されたとされるASEANのヘルスサプリメント制度の定義が、我が国の現状に合うのではないかとの見解が示された。

 東京農業大学の清水誠教授は、「食生活の形態も我が国に比較的似ているし、最も新しいASEANの定義がフィットするのではないかと思う」と述べた。

 剤形や形状も含めた健康食品の分類、いわゆる健康食品の範囲、定義を規定する名称の問題などについては今後の課題とされた。一般加工食品については定義に含まないことにした。

 また、ASEANの定義にある「合成品由来のビタミン、ミネラル、アミノ酸、脂肪酸、酵素、プロバイオティクス、その他の生理活性物質、動物、鉱物、植物由来を含む天然由来成分の抽出物、単離成分、濃縮物、代謝産物などの合成品由来の成分については、安全性が証明されたもののみが使用可」とするという点については、「安全性が証明できたら非常に強力だが、そのためには法律が必要なのではないか。現実的な問題として法制化が無理だとすれば、我々はどうしたらよいのか」と唐木会長が注文を付けた。

 次回は7月25日、東京ビッグサイトで開催されるウェルネスフードジャパン(WFJ)展で公開討論会を行う。テーマは「健康食品の健全な発展のために我々は何をしたらいいのか?」。機能性表示食品制度の改正ガイドラインについても討論する予定。

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