東京都は29日、危険ドラッグ試買調査により、インターネット販売サイトで購入した製品から、抗うつ作用がある医薬品成分「ブプロピオン」を検出したと発表した。医薬品医療機器等法違反として、同製品の発送元を所管する横浜市に対して情報提供した。
問題の製品は『E‣V‣B Next』(10.2ml)。検査の結果、1本当たりにブプロピオン170mgが検出された。販売元や原材料名の記載はない。
販売サイトには「人体摂取用ではありません」、「万一人体摂取すれば危険ドラッグと同様に精神変容などを来たすおそれがある」と表示し、危険ドラッグの効果を暗示していた。