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血中ビタミンD濃度の上昇、がん罹患リスクを低下

 血中のビタミンD濃度の上昇により、がんに罹患するリスクが低下することが9日、(国研)国立がん研究センターの多目的コホート研究でわかった。

 調査は、1990年と93年に、全国の9地域に在住していた40~69歳の約3万4,000人を対象に実施。2009年まで追跡した結果に基づき、血中ビタミンD濃度とがん罹患リスクの関係を分析した。追跡期間中に3,734人ががんに罹患した。

 研究班は、血中ビタミンDの濃度を男女別に4グループに区分。各グループと、がん全体や部位別の関連を調べた。血中濃度がもっとも低いグループと比べたところ、2番目に高いグループでがん罹患リスクがもっとも低下する傾向にあった。

 また、血中濃度がもっとも低いグループともっとも高いグループについて、がん罹患リスクを部位別で見ると、肝がんのリスクが有意に低下していたという。

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