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2018年02月23日

自然食品店探訪~サンピュア~

提携企業から毎日届く有機野菜と果物

<顧客が毎日通う店に>

 自然食品店として創業40年の歴史を持つ「サンピュア」(東京都江戸川区、経営元:(株)サンピュア、坂本卓男代表)。この10年間、自然食品の店舗を取り巻く環境は厳しく、近隣のライバル店が消えていった。そのなかで同店は顧客との対話を重視し、顧客ニーズを掘り下げ、夫婦2人で対応できる範囲以上に規模を広げない方針で店を維持してきた。

 全日本健康自然食品協会の副理事長であり、正食糧グループまほろばの代表幹事である坂本卓男代表と、妻の2人で切り盛りする。来店客数は1日約100人。以前はもっと多かったという。客層は正食(マクロビオティック)を実践する人や、子供に安心・安全なものを食べさせたいという親などが中心。バスに乗って毎日来る高齢者もいる。

サンピュアの坂本代表

 坂本代表は「『毎日(店に)来て』と言っている。家にこもりっぱなしにならないように。また、運動にもなる」と話す。

 実は10年前から来店客数は減っているという。その要因として、インターネット通販や個人宅配など、自然食品と競合する新たな業態が増えたことを挙げる。「顧客とより深く付き合っていかないと、店の運営が成り立っていかない」(坂本代表)。

 創業以来、顧客が毎日来店するように努力を重ねてきた。店のアイテム数は約1,000品。有機野菜や果物、冷凍の肉・魚、総菜など、生鮮食品や日配品は毎日届く。「毎日来てほしいから」(同)品ぞろえに注力する。

 とくに天候不順でスーパーでも野菜が入手しにくい今冬は、有機野菜・果物(低農薬も一部含む)の棚を潤沢にするのは厳しいが、創業当時から野菜問屋や提携農園などと築いてきた絆が大いに役立っている。長年の努力の甲斐があり、顧客の多くはそれらを目当てに毎日来店してくれるという。

 新たな取り組みとして、レジ横に陳列棚を設置し、一押しの商品を紹介。コミュニケーションのきっかけになればと、一度やめたホームページも今後復活させる予定だ。通販は行わず、今のところ店販にこだわり、対面販売を大切にした店の存続を続けるとしている。

【越中 矢住子】

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