(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所は8日、シンガポール保健科学庁が医薬品成分を含む製品との因果関係が疑われる健康被害事例を発表したことをホームページ上で伝えた。
30代女性が、長時間勤務での注意力を持続させる目的で、『Modalert200』と記載された製品を1日おきに3週間以上にわたって摂取したところ、全身のかゆみをともなう発疹、口内炎、結膜炎などを生じて入院。スティーブンス・ジョンソン症候群と診断された。
同製品には医薬品成分のモダフィニルが含まれていた。日本では精神神経用剤として承認されている。