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2018年02月07日

健康食品買上調査、9%に医薬品成分~社福協「健康食品フォーラム」

約170人の業界関係者が参加

<国立医薬品食品衛生研究所・花尻室長が講演>

 (一財)医療経済研究・社会保険福祉協会(社福協)の「健康食品フォーラム」が7日、都内で開催され、国立医薬品食品衛生研究所生薬部第3室の花尻瑠理室長が「いわゆる健康食品中の無承認無許可医薬品成分含有調査について」をテーマに講演した。

 花尻室長は、無承認無許可医薬品として摘発されることが多い製品として、痩身や強壮を標ぼうした健康食品を挙げた。「強壮を暗示する製品からは、シルデナフィルやタダラフィルなどの医薬品成分が検出されている。構造類似化合物や開発中止化合物が検出されることもある」と述べた。同研究所が実施している厚生労働省が買い上げた製品の分析状況について、2003年~16年までに国内で買い上げた健康食品の9%で、医薬品成分が検出されたと説明した。

 直近の事例として、摘発を逃れるためにプロドラッグタイプの医薬品成分を使用するケースや、カプセル基剤から医薬品成分が検出されるケースなどを紹介。また、インターネット上では、医薬品成分を含むコーヒー粉末やガムなどが販売されることもあると報告した。

 花尻室長は、「何がどのくらい入っているのかわからない製品が多い。構造類似体では薬理活性が明らかでないものもある。実態がよくわからない健康食品が販売されており、そうした製品を利用すると健康被害が生じる恐れがある」と話した。

【木村 祐作】

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