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2018年01月30日

穀物・雑穀系スーパーフードが躍進

<定番化へ向けた課題とは?>

 チアシードやココナッツなどが地盤を形成し、消費者間に定着しつつあるスーパーフード市場。昨年はもち麦・大麦・アマランサス・キヌアといった穀物・雑穀系の勢いがみられた。今年、スーパーフード市場はどう進化するか。

 昨年、コンビニエンスストアでは、もち麦入りのおにぎりがヒット。大麦を加工したシリアルやグラノーラも人気商品となった。

 原料販売各社では、推奨量や必要量を消費者が手軽に取れるように、粉体にしたスーパーフードを用いたシリアルや麺などの加工食品を開発。また中食・外食で、もち麦ご飯や雑穀サラダとして提供するなど裾野を拡大している。

 穀類・雑穀系スーパーフードは食物繊維を豊富に含むことから、糖質を低減する商品の設計に使用されることも多い。東京・丸の内に今月16日~2月24日までの期間限定でオープンしたローソンの実験店舗「ローソンMC FOREST(エムシーフォレスト)店」を覗いてみた。

 店内には『ブランパン』をはじめとしたロカボマーク付き商品、もち麦入りおにぎり、糖質量を記載したサラダ、スムージーなど250商品が並ぶ。もち麦やチアシード、キヌア入りのサラダなどもあり、スーパーフードが健康的な食材として使用されている様子がうかがえる。

 今後の課題として挙がるのが、定番素材へ脱皮できるかどうか。このためには機能性成分の特定と、必要量を取るための調理方法などの情報提供が必要とされている。

 

<盛り上がる沖縄、動き始めた機能性研究>

 沖縄地域では、スーパーフードの普及・啓発に地域を挙げて取り組んでいる。シークワーサーやもずくなどが、地場のスーパーフードの代表格だ。

 沖縄スーパーフード協会(沖縄県中頭群、西大八重子理事長)は、「沖縄スーパーフード」の普及に向けた課題に、(1)毎日の食卓に届けるための食提案、(2)機能性に関する科学的根拠の整備――の2点を挙げる。

 日頃の食生活にスーパーフードを浸透させようと、琉球大学医学部による研究で示された伝統的な沖縄型食事のレシピデザインに基づき、レシピの開発を進めている。「レシピ集」を作成し、消費者への普及・啓発に取り組む考えだ。

 機能性の研究については、㈱沖縄TLOと琉球大学が連携して取り組む。機能性を確認するための臨床試験のプラットフォーム構築に向けた活動をスタートさせた。この仕組みを活用して、沖縄スーパーフードの機能性を明らかにしていくことも視野に入れる。

【越中 矢住子】

※詳細は「I.Bヘルスケア 53号」に掲載

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