(株)データ・マックスは18日、「データ・マックス新年会」を都内ホテルで開催した。ヘルスケア業界を中心とする130人の業界関係者が参加。懇親会のほか、国際政治経済学者の浜田和幸氏によるセミナーも行われた。
浜田氏は「日本のビジネスは生き残れるのか!?~大変革時代を切り拓くビジネスモデルとは」をテーマに講演。地球温暖化、健康増進対策、和食の輸出といった各課題について、グローバルな視点で問題提起した。浜田氏は「ロシアでは国民の健康のために、海藻とチョコレートを組み合わせた商品を開発している」という最新動向を紹介。その一方で、「地球温暖化の影響で原料のカカオが育たなくなっており、30年後ぐらいにはカカオは地上から消えると言われている」と話した。
懇親会では、APAMAN(株)の大村浩次社長、キッコーマンニュートリケア・ジャパン(株)の森卓也社長が挨拶。ソプラノ歌手の黒木あすかさんによるミニコンサートも行われ、場内を盛り上げた。会場内では130人の参加者が談笑しながら、親睦を深めた。また、機能性表示食品制度の動向をはじめとする各話題について、熱心に情報交換する姿も見られた。