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2018年01月12日

2018年年頭所感 消費者啓発と健康被害情報収集の確立が重要

(一財)医療経済研究・社会保険福祉協会 

常務理事 本田 清隆 氏

  新年明けましておめでとうございます。

  機能性表示食品制度発足から、早いもので3年が経とうとしています。既に届出数は特定保健用食品(トクホ)を超えるなど、我が国社会に定着しつつあるものと思います。昨年は、消費者庁において、残された課題の見直しも行われましたし、食品衛生法改正の懇談会でも、健康食品に関する意見が多数出たことも記憶されます。本年は、機能性表示食品制度について、さらなる展開があるものと予想され、目が離せません。

  当協会は、常に公正中立、科学的であることを基本スタンスとして、フォーラムなどを通じて健康食品の安全性や品質の確保、さらには適正表示や消費者保護などを中心とした普及・啓発事業を行っております。今後とも、皆さま方のご支援、ご協力をお願いいたします。   

 私どもは、制度発足時から、国民の信頼を得た制度とするためには、消費者に対する啓発活動の充実および事後的な健康被害情報の収集方策の確立が重要であると申し上げてきました。いずれについても、早急に実現されることを期待しています。消費者に対する啓発活動の一助になればと思い、「知っておきたい 健康食品の基礎知識・Q&A(健康食品手帳付)」も作成いたしておりますので、各方面での一層のご活用を望んでおります。

  また、当協会では、国内の健康食品に関する関係資料を調査収集し、その実態把握に努めるとともに、海外の制度情報の収集にも尽力して参りました。機能性表示食品制度発足時には、その参考になることを願って「食品の機能性表示と世界のレギュレーション」(翻訳)を刊行しましたが、その後も海外調査を精力的に続けております。今後の制度見直しに少しでも貢献できたらと考えています。

  なお、昨年3月には、長年の研究成果をまとめた「健康・機能性食品の基原植物事典」が、政刊懇談会第16回「ほんづくり大賞」を受賞しました。基原植物の形態的特徴を写真とともに解説し、食経験についても記述するなど、安全性を考える上で、貴重な書籍と思っておりましたが、改めて当協会の活動に高い評価をいただいたものと感激しています。

  また、当協会のホームページ上に連載していたコラムを編集し、「ヒトは何故それを食べるのか」を昨年11月に刊行しました。健康食品の安全性を考える上で重要な食経験を考えるヒントになればと企画したものです。ぜひ、ご一読ください。

  最後になりますが、関係の皆さまのこれまでのご支援ご協力に感謝申し上げますとともに、本年が皆さまにとって素晴らしい一年となりますようお祈り申し上げ、年頭のご挨拶と致します。

 

 

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