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2017年11月30日

セミナー「事業実態に見合った損害保険とは」を開催

熱心に講義を聞く参加者

 (株)データ・マックスは29日、セミナー「事業実態に見合った損害保険とは」を都内で開催した。企業経営者や総務担当者など12人が参加した。講師は、企業向け損害保険の提案と保険事故対応を行うAIU損害保険(株)キャリアインシュアランスコンサルタントの鴨川貴幸氏、越後博隆氏が務めた。

 鴨川氏は、PL保険に加入している事業者は多いが、その内容が事業内容に合致していなければ十分な補償を受けることができないと説明。そのために確認すべき点として、(1)輸入元となっている商品・原材料を扱っているかどうか、(2)原材料として提供しているかどうか、(3)製造委託先が複数あるかどうか、(4)事故発生時に第三者損害以外に、自社の損害も補償しているかどうか、(5)回収に関する備えができているかどうか――の5つのポイントを挙げた。また、「企業の事業内容は大きく変化し複雑化している。自社の製品だけでなく製造委託先や販売先、大口仕入れ先や販売先などの商流、さらに販売パートナーとの関係などについて、普段使っている保険代理店が把握しているかどうかを確かめる必要がある」と話した。

 越後氏は、健康食品の事故事例と保険適用の実態について解説した。びわの種子粉末から多量のシアン化合物が検出された事案や、商品から医薬品成分が検出された事案、関与成分不足によるミス、プエラリア・ミリフィカを含む健康食品による健康被害など、具体的な事案を交えて説明した。

 質疑応答では、各社が直面する具体的な案件についての相談が寄せられた。アンケートでは「大変有益だった」、「有益だった」という声が大半を占めた。「PL保険で対応できると考えていたが、時代の変化に応じた対応が必要だと認識させられた」といった感想も寄せられた。 

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