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富士フィルム、新たな皮膚感作性試験法を開発

 富士フィルム(株)(本社:東京都港区、助野健児社長)はこのほど、新たな皮膚感作性試験代替法「Amino acid Derivative Reactivity Assay(ADRA)」を開発したと発表した。

 皮膚感作性とは、皮膚と接触した化学物質により、アレルギー反応が誘発されて炎症を引き起こす現象。新規化学物質などの安全性評価のために行われる皮膚感作性試験では、従来、モルモットやマウスなどの実験動物が用いられていたが、近年、動物愛護の観点から「3Rの原則」と呼ばれる「できる限り動物を供する方法に代わり得るものを利用すること(Replacement)」、「できる限りその利用に供される動物の数を少なくすること(Reduction)」、「できる限り動物に苦痛を与えないこと(Refinement)」を遵守する流れにあり、動物を使用しない新たな試験方法の開発が進められている。

 「ADRA」は、化学合成力や分子設計力で新規開発した検出感度が高い反応試薬を用いるための試験方法。紫外線による高感度検出が可能なナフタレン環を有した新規アミノ酸誘導体を反応試薬に用いることで、化学物質の使用量を大幅に低減。バリデーション(妥当性検証)試験を実施した結果、従来方法の「Direct Peptide Reactivity Assay (DPRA:タンパク質の代わりとなるペプチドを反応試薬に用いた皮膚感作性試験代替法)」と比べ、約100分1の化学物質の使用量でも高精度に皮膚感作性を評価できることを確認。また、医薬品に使用されるサリチル酸など、従来の方法では反応液を分析する際にペプチドと化学物質が溶出して試験が困難だった化学物質についても評価できるとしている。

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