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またもビワの種子粉末製品を自主回収

<食品衛生法違反で相次ぐリコール>

 消費者庁のリコール情報サイトは14日、ビワの種子粉末製品の自主回収情報を掲載した。対象製品はびわクラブ(大分市)が販売するビワ種子粉末『純びわ種っ娘』。自主検査により、シアン化合物が820ppm検出されたためと説明している。現在のところ、健康被害の発生は報告されていないが、摂取により健康被害が起こる可能性があるという。

 ビワの種子粉末製品の自主回収は10月以降、今回で4例目とみられる。佐賀県は食品衛生法に違反するとし、(株)川原茶業に対して『ビワの種粉末100g入』の回収を命令。(株)自然健康社も同法違反で、『びわの種 粉末スティック 4g×24本』『――4g×100g』の自主回収を実施している。10月25日には、山梨県が(有)三栄商会による『ビワのたね微粉末』『特選ビワのたね微粉末』の自主回収情報を公表した。

 アンズ・梅・桃・スモモ・アーモンド、ビワなどのバラ科サクラ属植物の未熟果実の種子には、シアン配糖体(アミグダリン)が多く含まれる。通常、加工食品の製造時に、焙煎などの処理を施して除去される。

一定の濃度を超えるシアン化合物を摂取すると、中毒症状を引き起こすこともある。サプリメントなどによる重篤な健康被害も複数報告されている。

 複数の製品から基準値を超えるシアン化合物が検出されたことを受けて、厚生労働省は11月6日、各検疫所に向けて事務連絡「シアン化合物を含有する食品の取扱いについて」を発信。シアン化合物を含有する主な食品に「ビワの種子」を追加したことから、輸入時に貨物を保留し、シアン化合物に関する自主検査を指導するように要請した。10ppmを超えるシアン化合物が検出された場合は、食品衛生法違反として対応する。

【木村 祐作】

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