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2017年11月06日

古賀杏林大名誉教授、PS研究会で脳機能の評価法を提案

質問に答える古賀良彦氏

 健康・長寿研究談話会(矢澤一良会長)は2日、第16回ホスファチジルセリン(PS)研究会を都内で開催した。

 杏林大学の古賀良彦名誉教授は、「脳機能画像による食品の効果の精神生理学的評価」と題して講演し、食品の機能性評価法を提案した。食品による脳機能への作用を検証するには主観に依存したり、テストのパフォーマンス測定では不十分とし、近赤外線スペクトロスコピーや高解像度脳波測定による評価を推奨した。医療機関で使用されているPETやSPECTによる血流測定はコストが高過ぎるとし、前述の測定法を提案した。

 講演ではスライドを交えながら測定方法を詳しく紹介。今後の課題として、「被験者の選択」、「脳機能画像の知識の修得と習熟」、「保険の加入」を挙げた。古賀氏は「優れた被験者とそれを見極めるスキルが大事」とし、いくつかの測定方法を組み合わせることが機能性評価で有効と説明した。

 ビーエイチエヌ(株)の野崎勉氏は、「続報:大豆由来ホスファチジルセリン(PS)の機能性表示について」と題して講演し、日本における機能性表示食品への取り組みと、PSの届出について消費者庁とのやり取りを報告。野崎氏は、7回目の届出資料を10月に提出したとし、12月の公開に期待していると述べた。

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