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2017年09月15日

第3回ヒアルロン酸機能性研究会に130人

14 日に開かれたヒアルロン酸機能性研究会

 ヒアルロン酸機能性研究会(矢澤一良会長)は14日、第3回学術大会を日比谷コンベンションホール(東京都千代田区)で開催した。130人を超える関係者が詰めかけた。

 研究会の副会長で、東京農工大学農学部の野村義宏教授は、「ヒアルロン酸の活用」と題して講演。過去5年間にパブメドで公表されたヒアルロン酸関係の文献について、医学・化粧品・サプリメント・食品関連でそれぞれ393・118・11・52件だったと紹介した。

 抄録・引用文献データベース「Scopus」では、医薬分野725件、化粧品分野560件、食品分野292件だったとし、食品分野におけるヒアルロン酸の注目度は国際的に高いと評価した。同氏は、ヒアルロン酸の利用に関する可能性として、「医療分野では医療用基材としての開発、化粧品分野では浸透型ヒアルロン酸、食品分野では高吸収性ヒアルロン酸として期待できる」と話した。また、「新素材の提供があってほしい」とし、「ベースはヒアルロン酸で、例えばプロテオグリカンなどの他素材をプラスすれば、腸管吸収力が上がる」と述べた。

 キユーピー(株)研究開発本部の木村守氏は、「経口摂取ヒアルロン酸の消化管内動態と吸収評価」と題して講演。食べたヒアルロン酸が体内に吸収されるかどうかについて、インビトロとインビボによる研究成果を発表。「ヒアルロン酸は盲腸内容物によって分解されることで吸収され、血中移行と皮膚移行を通じて全身の組織まで行きわたる」とした。ヒト試験では「吸収されるほど水分が増加することがわかった」(同氏)と報告した。

 このほか、大阪市立大学医学部疲労医学講座・特任教授の梶本修身氏が「疲労低減・回復の機能性表示に向けた健康食品の開発研究について」、(一財)日本食品分析センター試験研究部の小泉慶子氏が「ヒアルロン酸定量の課題と加工品中の定量方法」をテーマに講演するなど、興味深い演題が続いた。

【田代 宏】

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