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東京都、医師会等を通じた健康食品による被害351件

<ダイエットや関節痛などの健康食品で多発>

 東京都は7月31日、東京都食品安全情報評価委員会を開き、「2017年度第1回『健康食品』による健康被害事例専門委員会」の結果を報告した。

 健康被害事例専門委員会では、2006年7月~今年5月までに、都の医師会・薬剤師会を通じて収集した健康食品による健康被害事例が351件に上ったと報告。ただし、製品と症状の因果関係が確定された事例はなかった。

 医師会から157人・延べ228製品、薬剤師会から112人・延べ123製品の事例が寄せられた。年代別の患者数は、20代が27人、30代が28人、40代が30人、50代が39人、60代が54人、70代が55人、80代が21人など。とくに50~70代で多くなる傾向がみられた。性別では、女性が74%を占めた。  

 20~40代ではダイエット・美容を目的とする健康食品による被害が多く、60代以上では腰痛・関節痛を目的とするものが多かった。また、20代ではバストアップを目的とした健康食品が原因と疑われる事例が2件あった。

 症状別で見ると、発疹・発赤・掻痒が98人、肝機能障害・肝機能検査値異常が40人、胃痛・胃部不快感・吐き気が31人、下痢・軟便が23人、出血・出血傾向が10人、頭痛・吐き気が9人、めまい・ふらつきが7人などだった。

 出席した委員からは、「プエラリア・ミリフィカの被害事例についても集まっているのか」との質問が寄せられた。都の担当官は「数事例を検討しているが、因果関係を確定できなかった」(健康安全研究センター)と説明した。

【木村 祐作】

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