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総コレステロール値が高い女性で自殺リスク上昇

 血清総コレステロール値が高い女性では自殺のリスクが1.9倍になることが、(国研)国立がん研究センターが13日公表した多目的コホート研究の結果からわかった。

 研究グループは、全国の約4万5,000人を平均19.6年間にわたって追跡。その期間に185人(男性107人、女性78人)が自殺した。対象者の血清総コレステロール値を低い(180mg/dl未満)、中間(180―220mg/dl)、高い(220mg/dl以上)の3グループに分類し、中間のグループを基準とした場合の自殺リスクを検討した。

 その結果、女性では血清総コレステロールが中間のグループと比較して、高いグループでは自殺のリスクが1.9倍と高かった。また、LDLやHDLコレステロールの高値も自殺リスクの上昇と関連性が認められた。一方、男性は血清総コレステロールと自殺との間に有意な関連性は認められなかった。

 研究グループは、高コレステロールが脳血管性うつ症を誘発することが報告されており、そのことが自殺リスクの上昇に影響した可能性があると考察している。

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