厚生労働省は19日、検疫所がモニタリング検査を行った結果、米国産乾燥なつめやしから、発がん性のあるカビ毒の「アフラトキシン」を検出したと発表した。同省は、全ロットを対象に検査を義務付ける。
製造者はUNITED WITH EARTH、輸入者は昭和交易(株)。届出数量は840パッケージ(約381kg)で、全量を保管中としている。検査の結果、アフラトキシン86マイクロg/kgを検出。国の基準でアフラトキシンは「含有してはならない」と規定されている。
米国産乾燥なつめやしは、2016年に174トンが輸入されている。