健康情報ニュース.com > 機能性表示食品 > 日弁連、機能性表示食品の成分拡大に反対する要望書を提出
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2017年02月21日

日弁連、機能性表示食品の成分拡大に反対する要望書を提出

<届出制から「登録制」への変更を要望>

 日本弁護士連合会はきょう(21日)、消費者庁に対し、機能性表示食品制度の対象として、関与成分が明確でない「エキス等」を追加することに反対する意見書を提出した。

 意見書では、流通している機能性表示食品のなかに、届出資料のとおりに安全性・機能性が確保されているか疑わしい製品が相当数あると指摘。国の事後チェック体制などが不十分な状況下で、制度の対象成分を拡大することは消費者の誤認を拡大させるとし、「エキス等」の追加に反対した。

 消費者庁の関与成分検討会が取りまとめた報告書について、「エキス等については定性確認および定量確認が可能な一部の特定の成分(指標成分)で機能性の一部を説明できればよいとしている」ため、科学的根拠の基準の緩和につながると批判。「報告書は、エキス等を機能性関与成分として取り扱うことにより、機能性関与成分が明確でない食品の一部を機能性表示食品制度の対象とすることを提言するものであるが、これは、安全性や機能性の科学的根拠について、現行のガイドラインの基準を緩和するもの」としている。

 また意見書では、現行の届出制を「登録制」に変更するように求めた。これにより、安全性や機能性の要件を満たしていないことが判明した場合、国が登録を取り消せるようにすべきと提言した。

 日弁連では、「機能性表示食品については十分に議論した。登録制にすれば、消費者庁が登録を認めるための審査が加わる。研究レビューの内容などにも踏み込んで、事前にチェックできるようになる」と話している。

【木村 祐作】

おススメ記事

消費者庁、ジャパンライフに4度目の行政処分

<4度にわたる違反、「前例がない」>  家庭用永久磁石磁気治療器の連鎖販売取引と預託等取引契約を行うジャパンライフ(株)(本社:東京都千代田区、山口ひろみ社長)に対し、消費者庁は15日、異例となる4度目の行政処分を行った […]

2017年12月15日

【2018/1/27】秋田県、スポーツ選手の栄養をテーマに講演会

 秋田県教育委員会は来年1月27日、運動部活動サポート事業「食で創るスポーツ選手の育成講演会」を湯沢文化会館(秋田県湯沢市)で開催する。  香川栄養学園女子栄養大学の上西一弘教授による講演「スポーツ選手への栄養サポート~ […]

瀧川オブラートが製品回収

 (一財)食品産業センターの食品事故情報告知ネットは14日、瀧川オブラート(株)(愛知県新城市)による製品の自主回収情報を掲載した。  自主回収の対象商品は、オブラートに可食インクでデザインを施し、食品にイラストをプリン […]

雪印メグミルク、ビタミンC補給の果汁飲料発売

 雪印メグミルク(株)(本社:東京都新宿区、西尾啓治社長、TEL:0120-301-369)は26日、果汁飲料『Dole Winter Yellow』(450ml)を新発売する。  グレープフルーツ・オレンジ・レモンを使 […]

大分県、「健康寿命日本一おうえん企業」にオハヨー乳業

 大分県は14日、県が推進している「健康寿命日本一おうえん企業」に、新たにオハヨー乳業(株)(本社:岡山市中区、野津基弘社長)が加わったと発表した。同おうえん企業は66件となった。  同おうえん企業とは、「大分県民の健康 […]