健康情報ニュース.com > 機能性表示食品 > アントシアニン研究会と八幡物産、機能性表示食品の届出情報をめぐり対立
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年07月12日

アントシアニン研究会と八幡物産、機能性表示食品の届出情報をめぐり対立

 機能性表示食品の届出情報をめぐって、日本アントシアニン研究会(矢澤一良会長)と八幡物産(株)(本社:鳥取県米子市、八幡清志代表)が鋭く対立している。

 日本アントシアニン研究会はこのほど、八幡物産(株)の機能性表示食品『北の国から届いたブルーベリー』の届出情報について、「エビデンスに裏付けられたものではない」との見解を同研究会のホームページ上で公表した。

 同研究会が問題にしたのは、「研究レビューの作成の際に採択した文献で用いられているビルベリーエキスと同品のビルベリーエキスの同等性が根拠付けられていない」、「機能性表示の内容が採択した文献の結論と矛盾している」とする2点。

 同研究会によれば、同品の届出を撤回するように同社に申し入れたが、「実質的な中身のある回答はなく、同品の販売が行われた」ため、八幡物産とのやり取りを公開することを検討するという内容の通知とともに改めて回答を求めたところ、3月31日付で、八幡物産側から東京地方裁判所に公開差し止めの仮処分が申し立てられたとしている。
 その後、5月11・24日、6月16日の3回にわたる審議を経た後、6月24日付で八幡物産が仮処分を取り下げたという。

 一方、取材に対して八幡物産は、「(日本アントシアニン研究会から)学術的な意見や回答をもらったことはなく、ビルベリーエキスの同等性と有効性の持論を一方的に主張されただけ。ホームページ上の主張も一方的な内容」と反論。「同品の届出に関して問題はない。取り下げはしない」と話している。現在、対応について弁護士と協議を進めているという。

1_s

八幡物産(株)『北の国から届いたブルーベリー』(機能性表示食品 届出番号 A164)についての申し入れについて

2_s


日本アントシアニン研究会に関する
お問合せについて

※クリックで拡大

【田代 宏】

おススメ記事

日本の伝統的食事ではなく、「欧米型」などで死亡リスク低下

<コーヒーや乳製品などの効果もリスク低下の要因>  (国研)国立がん研究センターの研究グループがこのほど公表した調査結果から、日本の伝統的な食事と、ガン・循環器疾患などによる死亡リスクに関連性がないことがわかった。一方、 […]

2017年05月26日

【6/24】公開シンポジウム「健康食品の適切な利用法と広告の見方」

 消費者委員会は6月24日、公開シンポジウム「健康食品の適切な利用法と広告の見方」を岩手県自治会館(岩手県盛岡市)で開催する。  基調講演は、消費者委員会委員長の河上正二氏による「消費者委員会の活動と食品表示のあり方」。 […]

QOLサポート研究会、「心の測定」をテーマに講演

 NPO法人QOLサポート研究会(松本高明理事長)は25日、「心と脳を科学する」をテーマに、第12回講演会をミューザ川崎(神奈川県川崎市)で開催した。理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター細胞機能評価研究チーム […]

2017年05月26日

アマニフォーラム実行委員会、セミナーを都内で開催

 アマニフォーラム実行委員会は25日、「第1回アマニフォーラム セミナー」を都内で開催した。スペシャルゲストとして招かれた「モンサンクレール(東京・自由が丘)」のオーナーパティシエである辻口博啓氏は、アマニを使ったスイー […]

2017年05月26日

第4回クリルオイル研究会、森下竜一氏が講演

 クリルオイル研究会(矢澤一良会長)は25日、東京ビックサイト(東京都江東区)で第4回クリルオイル研究会を開催した。関係者70人が参加した。  大阪大学大学院教授の森下竜一氏は、23日に規制改革推進会議が安倍首相に提出し […]