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2017年01月11日

機能性表示食品制度はリフレのモノサシ(2)

(株)リフレ 代表取締役 勝田 徹 氏

 

勝田徹社長

勝田徹社長

<レベルアップした消費者庁の指摘>

 ――商品の宣伝媒体は何か。

 勝田 弊社の新規獲得は新聞広告とテレビ、それと雑誌、その他だ。

 ――ブルーベリーは主力商品だが、ほかに期待する商品は?

 勝田 新規素材としてテアニンに期待している。機能性表示食品のため、ほかの商品に比べて成功率は高いのではないかと期待しているものの、安定的にお客様を維持する仕組みについてはまだ模索中だ。

 ――届出中、あるいは準備中の商品は何品目くらいあるのか。 

 勝田 具体的なことは明らかにできないが、5指に余る商品を準備している。

 ――消費者庁の受理スピードが上がってきたと言われているが、どう思うか。 

 勝田 以前より厳しくなっている。まともになってきたというか、レベルが上がってきていると感じる。指摘箇所が深く、適切になってきた。その分時間はかかっているという印象だが。

 ――指摘がより具体的になってきたということか。 

 勝田 相変わらず「〇〇についてご確認ください」というあいまいな指摘はある。こちらの方で慣れてきたからか、それが具体的に推察できるようになってきた。論文の中身までしっかり吟味して指摘していると思う。

 

<指摘の基準は診療ガイドライン?> 

 ――どのような指摘事項があるのか。

 勝田 例えば、「この制度は疾病の予防または治療治癒のためのものではありません。この製品はその範囲になっていないかご確認下さい」とか、「健康の維持増進の範囲だけにあって、意図的な増強などについては制度の範囲外です」など。美白とか、育毛などの健康の維持増進以上の表現については指摘が入る。あとは、採択した論文の被験者が罹患者かどうか、未成年が含まれるかどうかという指摘もある。

 ――過去には、被験者が病者だったという理由で撤回も行われている。 

 勝田 我々は、被験者が罹患者でないことを論文中で確認し、さらに医師の判定を受けて研究レビューを書く。消費者庁は「それが一般的なコンセンサスの取れた指標かどうか」を尋ねてくる。同庁は、厚労省が出している各疾病「診療ガイドライン」などを基準にしているようだが、そのなかにはフローチャート上「疑わしきものは全て罹患者」に含まれる疾病もある。医師の診断が優先されずに、こういうガイドラインに基づいて消費者庁がチェックを行っているというのは妥当なのかどうか。

 (つづく)

 【聞き手・文:田代 宏】

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