健康情報ニュース.com > 機能性表示食品 > 消費者庁の新機能性表示制度、安全対策も焦点に
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年06月25日

消費者庁の新機能性表示制度、安全対策も焦点に

syouhisyatyou3事業者の自己責任による健康食品の新機能性表示制度の整備に向けて、消費者庁が米国のダイエタリーサプリメント制度の全項目をリストアップし、それぞれの項目ごとに新制度への導入の可否について検討することが、25日わかった。

 ダイエタリーサプリメント制度では、サプリメントを製造する企業に、製品の品質を担保するcGMP(Curent Good Manufacturing Practice)の取得が義務づけられている。消費者庁の新制度でも、GMP認証取得の義務づけも視野に検討される見通し。GMPは厚生労働省の管轄であるため、厚労省と協議しながら進めていくという。

 また、ダイエタリーサプリメント制度では、FDA(米国食品医薬品局)に届け出をせずに機能性を表示した場合や、機能性表示の範囲を逸脱した表記をした場合などは、不正表示とみなされ、流通停止・回収など、厳罰が課される。消費者庁の新制度でも、ルールを逸脱した表示や広告に対しては、厳罰化の方向で検討するという。
消費者庁の「機能性評価モデル事業」で問題になった利益相反、出版バイアスをガイドラインに盛り込むかは未定。ガイドラインで示すエビデンスのレベルについては、例えば「ヒト試験を対象とする」など、何らかの基準を明確にする方針だ。

 いわゆる健康食品の新たな機能性表示制度については、事業者が自己責任によって機能性を評価・表示する制度を導入する方向で、消費者庁が検討を進めている。商品には「国が認めた表示でない」などと表示させる考え。表示できる内容は、人体の構造・機能への影響に関する表示が中心で、米国のダイエタリーサプリメント制度に近いスキームとしている。
 日本健康・栄養食品協会(JHNFA)が要望した、国が第三者認証機関を認定する仕組みは見送ることになった。これにより、事業者が第三者認証機関による認定を受けなければならないといった制約はなくなりそうだ。

【山本 剛資】

おススメ記事

昨年度のネット監視、健康食品表示で336業者に改善要請~消費者庁

 消費者庁はきょう(28日)、2016年度に実施したインターネット上の健康食品表示の監視により、合計336事業者に対して表示の改善を要請したと発表した。ショッピングモール運営事業者に対しても、表示の適正化を要請した。   […]

高橋貞光の通販講座第3弾、大阪で開催

 (株)データ・マックスはきょう(28日)、通信販売事業者を対象としたセミナー「成功する通信販売のつくり方」を大阪市内で開催した。通販企業や通販事業の立ち上げ、事業の刷新を考えている川上の事業者などが参加した。  講師を […]

日新製糖、ガラクトオリゴ糖配合商品を発売

 日新製糖(株)(本社:東京都中央区、樋口洋一社長)はこのほど、ガラクトオリゴ糖を主成分とする食品用糖質「カップオリゴ」を配合した液体タイプの『カップオリゴ(500g)』、打錠タイプの『ガラクトオリゴ糖錠剤(270粒)』 […]

ドーム、ホエイプロテインの新商品を発売

 (株)ドーム(本社:東京都江東区、安田秀一代表社長、TEL:0120-106-786)は5月9日、スポーツサプリメントブランドDNSから個包装タイプの『ホエイプロテインSP シングルパック』を発売する。  『――シング […]

カワチ薬品、17年3月期 前期比77%増の大幅増益に

 (株)カワチ薬品(本社:栃木県小山市、河内伸二社長)はこのほど、2017年3月期業績を発表した。売上高は前年比2.2%増の2,664億2,300万円、営業利益は同22.9%増の57億2,300万円、経常利益は同20.2 […]