消費者庁は14日、機能性表示食品で新たに5件の届出を受理した。総受理件数は289件で、そのうち今年度は14件を数える。
備前化成(株)のサプリメント『ギャバリック』と、ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)の紅茶飲料『FREE Tea』はGABAが関与成分。一時的な精神的ストレスを緩和したい人を対象とする。2商品とも、安全性は既存情報の調査で確認、機能性は関与成分の研究レビューで評価した。また、GABAを関与成分するファンケル(株)のサプリメント『GABA ギャバ』は、一時的な精神的ストレスを緩和したい人と、血圧が高めの人を対象としている。
(株)世田谷自然食品のサプリメント『ブルーベリーS』は、ビルベリー由来アントシアニンを関与成分とする。「ピント調節力を改善することで、目の疲労感を軽減する機能があることが報告されている」と表示する。安全性は食経験の評価と、安全性試験の実施により確認。機能性については、関与成分の研究レビューによって評価した。
(株)東洋新薬の大麦若葉加工食品『花のめぐみ』は、葛の花由来イソフラボンを関与成分とし、肥満気味の人やBMIが高めの人などに向けて提案する。