健康情報ニュース.com > 機能性表示食品 > 機能性表示食品ガイドラインのポイント(10)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年03月03日

機能性表示食品ガイドラインのポイント(10)

 2日都内で開かれた消費者庁の「食品表示基準および新たな機能性表示制度に係る説明会」で、参加者から消費者庁の担当官に対し、新・機能性表示制度(機能性表示食品制度)のガイドライン(案)に関する質問が多数寄せられた。

<形式審査でNGワードなどチェック>
参加者:「食経験あり」となるための具体的な食経験の年数は?

担当官:海外を見ても、この年数で十分という線引きを科学的に決められない状況にある。消費者庁にとっても線引きは難しい。企業の考えを宣言してもらうことになる。

参加者:保健機能食品のみに使用が認められている添加物は、新制度でも使用可能か?

担当官:新制度では使用できない。トクホなどはそれを前提とした安全性評価を行っているが、新制度は行わないので使用できない。

参加者:研究レビューなどを実施する場合、海外で行われた研究については日本人への外挿性を考慮するとあるが、具体的にどう対応するのか?

担当官:企業に考えてもらうことになる。

参加者:可能な機能性表示について、たとえば「痛みの緩和」「二日酔い防止」などは大丈夫か?

担当官:ガイドライン(案)に必要最小限の考え方を盛り込んだが、それ以上伝えると、企業の自由な発想を妨げることになるので差し控えたい。

参加者:届出の受け付けはいつから?

担当官:受け付けは、食品表示基準の施行日をもって開始する。

参加者:届出後の消費者庁の対応だが、形式審査にとどめるのか?

担当官:消費者庁が行うのは形式審査のみ。必要な提出書類が抜けていないか、完全なNGワードが記載されていないかなどをチェックする。

参加者:販売前の60日間に疑義が生じたら、どのような手続きを取るのか?

担当官:ケースバイケースの対応となる。極めて重たい場合には、しかるべき対応を取る。

参加者:届出商品の広告表現は、新制度の規定に則って行えばよいのか?

担当官:届出の内容のとおりに表現することは可能。ただし、切り取り方によっては誤認を招く可能性もある。

参加者:広告した届出商品で健康被害が出た場合、媒体も責任を追及されるのか?

担当官:健康増進法の第32条の2で「誇大表示の禁止」があり、メディアも対象となり得るが、個別の判断となる。

(了)
【木村 祐作】

おススメ記事

昨年度のネット監視、健康食品表示で336業者に改善要請~消費者庁

 消費者庁はきょう(28日)、2016年度に実施したインターネット上の健康食品表示の監視により、合計336事業者に対して表示の改善を要請したと発表した。ショッピングモール運営事業者に対しても、表示の適正化を要請した。   […]

高橋貞光の通販講座第3弾、大阪で開催

 (株)データ・マックスはきょう(28日)、通信販売事業者を対象としたセミナー「成功する通信販売のつくり方」を大阪市内で開催した。通販企業や通販事業の立ち上げ、事業の刷新を考えている川上の事業者などが参加した。  講師を […]

日新製糖、ガラクトオリゴ糖配合商品を発売

 日新製糖(株)(本社:東京都中央区、樋口洋一社長)はこのほど、ガラクトオリゴ糖を主成分とする食品用糖質「カップオリゴ」を配合した液体タイプの『カップオリゴ(500g)』、打錠タイプの『ガラクトオリゴ糖錠剤(270粒)』 […]

ドーム、ホエイプロテインの新商品を発売

 (株)ドーム(本社:東京都江東区、安田秀一代表社長、TEL:0120-106-786)は5月9日、スポーツサプリメントブランドDNSから個包装タイプの『ホエイプロテインSP シングルパック』を発売する。  『――シング […]

カワチ薬品、17年3月期 前期比77%増の大幅増益に

 (株)カワチ薬品(本社:栃木県小山市、河内伸二社長)はこのほど、2017年3月期業績を発表した。売上高は前年比2.2%増の2,664億2,300万円、営業利益は同22.9%増の57億2,300万円、経常利益は同20.2 […]