健康情報ニュース.com > 機能性表示食品 > 板東長官、『蹴脂粒』で見解
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年09月10日

板東長官、『蹴脂粒』で見解

<不当にリスクを強調するには根拠が問われる>
 機能性表示食品『蹴脂粒』の問題で、届出要件を満たしていると判断したことについて、消費者庁の板東久美子長官は9日の記者会見で、不当にリスクを強調する場合には「具体的な材料(根拠)が問われる」との見解を示した。

 機能性表示食品制度のあり方について言及し、「『蹴脂粒』のケースも安全性を軽視しているのではなく、むしろある意味で、不当にリスクを強調することも、今までの実態からみても逆にそれに対する具体的な材料(根拠)が問われる。そういう点で、安全性の根拠を見ていくことが非常に重要で、この制度の根幹である」と述べた。

 板東長官は、食品安全委員会の評価書で有害な作用の根拠が書かれていないと指摘。作用機序に対して指摘があったものの、安全性が否定されたわけでない点を重視した。

 届出企業の(株)リコムに健康被害情報の収集・報告を要請したことに対する見解も示した。「すべての届出企業に守ってもらうことを確認させてもらった」と説明。届出ガイドラインの規定を確認したに過ぎない点を強調した。「きちんとしたフォローアップを行っていくことを事業者にも改めて確認することが、安全性を担保するうえで必要と考えた」と語った。

 また、消費者団体のフーコムが情報提供サイトで、類似商品の販売を人体実験とみなし、「消費者庁は、この人体実験を追認して、機能性表示食品の安全性の根拠としてしまった」と主張していることに対し、板東長官は「現在の食品衛生法をはじめとした仕組みが、安全性の担保で機能している」と反論した。

【木村 祐作】

 

おススメ記事

カリーナ、アレルギー表示欠落でカレー商品を自主回収

 消費者庁のリコール情報サイトは18日、(株)カリーナ(仙台市青葉区)による『杜王町カレー』の自主回収情報を掲載した。「小麦」・「乳」・「エビ」のアレルギー表示の欠落が原因。これらの食物アレルギーを持つ人は摂取しないよう […]

2017年08月18日

マリーンバイオ、沖縄産植物素材の引き合いが増加

 マリーンバイオ(株)(本社:東京都千代田区、染谷浩社長)では、沖縄産植物素材を供給している。供給開始から2年目に入り、作り手の顔が見えて安心で使いやすい素材として認知度が上昇。顧客から高い評価を得て、順調に推移している […]

常盤薬品工業、プラセンタ配合の飲料を発売

 常盤薬品工業(株)(本社:東京都港区、中野正隆社長、TEL:0120-875-710)は9月4日、プラセンタなどを配合した飲料『ビューパワー プランセンタ・コラーゲン<ドリンク>』を新発売する。  プラセンタとコラーゲ […]

2017年08月18日

種商、「国産雑穀各種」の供給量が前年比120%に

 (株)種商(本社:佐賀県鳥栖市、諸冨和馬社長)は、「国産雑穀各種」年間供給量が1,000トンに達し、前年比120%と伸びている。  同社は、もちきびやアマランスなどの希少な雑穀原料を配合した「国産雑穀各種」、国産雑穀1 […]

慶応大、リンの代謝が寿命を制御

 慶應義塾大学医学部先進運動器疾患治療学寄付講座・特任准教授の宮本健史氏らの研究グループは17日、食事で摂取されるリンの代謝が寿命を制御することを突き止めたと発表した。同研究は、JSPS科研費や(国研)日本医療研究開発機 […]