健康情報ニュース.com > 機能性表示食品 > 新制度の食品表示基準案を公表(後)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年08月28日

新制度の食品表示基準案を公表(後)

<「国の評価を受けていない旨」の表示方法を示す>

 食品表示基準案は、新制度で求められる表示事項を定めている。加工食品・生鮮食品ともに、「機能性表示食品」と表示し、新制度に届け出た食品であることを明確にする。関与成分名や機能性表示も必須。1日摂取目安量、1日摂取目安量あたりの関与成分含有量も表示しなければならない。

 事業者が消費者庁に届け出た際に付与される「届出番号」も表示事項に盛り込んだ。店頭などでパソコンやスマートフォンから消費者庁のデータベースへアクセスし、商品に記載されている届出番号を入力すると、詳細な商品情報を確認できるようにする。

 消費者庁の検討会で議論された「機能性・安全性について国による評価を受けたものでない」の表示について、詳細な表示方法を示した。「本品は一定の科学的根拠に基づき、事業者の責任において特定の保健の目的が期待できる旨の表示を行うものとして、消費者庁長官に届出されたものです。ただし、特定保健用食品とは異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません」と表示する。
 摂取方法、摂取時の注意事項、調理・保存方法の注意事項などは、届け出た内容を表示することとした。このほか、「本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません」、「体調に異変を感じた際は、速やかに摂取を中止し、医師に相談してください」といった表示も必須としている。

 さらに、加工食品については「本品は、疾病に罹患している人、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む)および授乳婦を対象に開発された商品ではありません」と表示しなければならない。

<表示禁止事項を明記>

 食品表示基準案は、表示禁止事項も規定している。加工食品・生鮮食品ともに、疾病の治療効果や予防効果を標榜する表示を禁止する。消費者庁長官の評価・許可・承認を受けたと誤認させるような表示も禁止となる。

また表示禁止事項に、届け出た関与成分以外の成分を強調するケースを挙げた。ただし、栄養表示のルールに従って行う「栄養強調表示」は除く。

(了)
【木村 祐作】

おススメ記事

農水省、β-クリプトキサンチンの定量法で意見募集

 農水省はこのほど、「ウンシュウミカン中のβ-クリプトキサンチンの定量――高速液体クロマトグラフ法の日本農林規格(案)」について、パブリック・コメントの募集を開始した。2月15日に締め切る。

カゴメと産総研、オープンイノベーションに向け始動

 カゴメ(株)(本社:名古屋市中区、寺田直行社長)と(国研)産業技術総合研究所(産総研)は18日、昨年10月1日付で締結した包括的共同研究契約に基づき、共同研究活動を本格的にスタートさせると発表した。  カゴメは産総研生 […]

2018年01月19日

「葛の花」事件で9社に課徴金納付命令~消費者庁

<課徴金額はステップワールドの4,893万円がトップ>  消費者庁は19日、葛の花由来イソフラボンを配合した機能性表示食品の広告で、事実と異なる痩身効果を標ぼうしていた販売会社9社に対し、景品表示法に基づく課徴金納付命令 […]

データ・マックス新年会、130人の業界関係者が参加

 (株)データ・マックスは18日、「データ・マックス新年会」を都内ホテルで開催した。ヘルスケア業界を中心とする130人の業界関係者が参加。懇親会のほか、国際政治経済学者の浜田和幸氏によるセミナーも行われた。  浜田氏は「 […]

東京都、不適正計量商品の割合 過去10年で最高

 東京都計量検定所は18日、年末期の商品量目立入検査結果を発表した。検査対象となったスーパーなどの158事業所中、不適正商品率が5%を超える事業所は23件(14.6%)、対象商品6,674点のうちラベル不適正商品は150 […]