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2012年11月15日

悠香側「パンと石けんは同じ」~『茶のしずく』訴訟第3回弁論(前)

<悠香の主張に原告が唖然>
1115_bengosi.jpg 『茶のしずく』石けん損害賠償請求訴訟の第3回口頭弁論が12日、東京地裁で開かれた。

 同訴訟では、『茶のしずく』石けんには健常者が小麦アレルギーを発症するという「欠陥」があるとして、原告118人が、石けんの製造に関係した悠香、フェニックス、片山化学工業研究所(以下、片山化学)の被告3社に対し、製造物責任法に基づき15億2,500万円の損害賠償を求めている。また、同訴訟の原告は全国で総計949人、請求額は合計約125億2,503万に上っている。11月8日現在
第3回口頭弁論では約30人の原告が傍聴した。

 第3回口頭弁論では、書面確認のほか、原告側から被告に質問する機会があったが、悠香ら被告3社の回答は、約30人が参加した原告にとって聞くに堪えない内容だった。

 弁護団が悠香側の「欠陥商品でない」とする主張の理由について質問すると、悠香の代理人は、「アレルギーは体質や遺伝の問題」「小麦を含むパンを食べてもアレルギーになる」「パンと石けんもアレルギーの元と考えれば同じ、何が違うのか」「食事からアレルギーになる原因はよくわかっていない。今回の事件も予測できるものではない」「石けんからアレルギー症状が出るというのは、今まで知られていなかったからショックや驚きが大きいだけ」「なので製造物責任法の欠陥商品にはあたらない」といった内容の回答をした。

 この代理人の信じがたい発言に、東京地裁103号法廷はざわついた。
 「何を言っているの?」――正気の沙汰とは思えないといった様子で、傍聴席の原告らは困惑の表情を浮かべる。自信満々で当たり前のように主張を述べる若い弁護士の言葉に、「使ってみてください!」と傍聴席から大きな声が上がった。ここは傍聴席から反論する場ではなく、弁護団から自制されることになったが、この言葉は30人の被害者の内なる声を代弁していた。

(つづく)
【山本 剛資】

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