日本介護食品協議会がこのほど公表した調査結果によると、「ユニバーサルデザインフード(UDF)」の認知率は約3割となった。調査は今年5月、UDFやとろみ調整食品を利用している人などを対象に実施(回収サンプル数506件)。UDFやとろみ調整食品の利用実態を調べた。
UDFが「どのような食品かを知っている」人は全体の31%を占めた。30代は51%に上るが、60代では24%と、年代が高くなるに連れて認知率は低くなる傾向にあった。
購入場所は「ドラッグストア・薬局」が最多。使用頻度でもっとも多かったのは、UDFが「毎日(1日に1食)」(25%)、とろみ調整食品が「毎日(1日3回以上)」(42%)だった。