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スマイルケア食で「えん下困難者用食品を条件に」

kawaguti 特別用途食品の活用に関する研究会(特活研)の川口晋代表幹事は21日、都内で開催された日本健康科学学会学術大会で、「特別用途食品の現状と未来」をテーマに講演し、スマイルケア食の選び方にある7カテゴリー中のペースト状食品・ムース状食品・ゼリー状食品について、「特別用途食品のえん下困難者用食品を必要十分条件とすることを農林水産省に要望している」と説明した。

 川口氏によると、医療用途食品の市場が拡大しているが、病者向け食品として表示が認められている特別用途食品の許可件数は57品目にとどまる。今後、高齢者ケアは在宅へ移行していくが、特別用途食品のアイテム数が1,000品目まで増えれば、ドラッグストアやスーパーなどの流通現場でも棚取りができるようになり、消費者が購入しやすい環境が整備され、さらに医療従事者にとっても在宅患者に指導しやすい環境が整うと予想した。「特別用途食品の認知度向上と普及拡大のために、所属する大手企業にはけん引役を担ってほしい」と呼びかけた。
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 また、「咀しゃく・えん下障害と食事」と題して、国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院リハビリテーション科医長の藤谷順子氏が講演。高齢者の低下したえん下機能に対する、異なる食品形態での訓練について報告した。えん下のリハビリに適した食品は、誤嚥しにくい食べ物で、えん下しやすく、おいしいものであると指摘した。

 このほか、「『新しい介護食品(スマイルケア食)』の取り組みについて」をテーマに、農林水産省の矢花渉史氏が講演した。

【越中 矢住子】

 

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