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2012年11月10日

『茶のしずく』集団訴訟、和解はあるのか(中)

<悠香の売上は下げ止まり?>
yuka.jpg 一方、関係者によると「悠香の売上は下げ止まった」とする見方もある。これにはさまざまな要素が考えられる。1つは、悠香の熱心な固定客の存在だ。約4,650万個も販売した石けんであるため、『茶のしずく』によるアレルギー報道を知らない人、症状が出ていない利用者などは、いまだに購入を続けている可能性が高い。『茶のしずく』被害者には、肌への体感が良くて、使用を継続したという声もある。症状が出なければ、体感を得た利用者は、成分変更した新商品をそのまま継続している可能もある。

 もう1つは、悠香の関連会社(株)JOUR EN JOUR(ジュール アン ジュール)の存在だ。同社は悠香が分社化した時期と同じくして、2010年12月6日に設立された関連会社で、シワ効能を訴求した『シワコラ石鹸』を販売している。代表取締役は中山慶一郎氏で、取締役には中山省三氏、中山由美子氏が名を連ねる。分社化したXenaと同じ住所で、11年6月期には、7億円の売上を計上している。

 (株)悠香での販促活動は皆無に等しいが、(株)JOUR EN JOURによる『シワコラ石鹸』の販促活動は12年に入っても活発化しており、女性向け地域新聞などへの広告が確認されている。「ハリのない肌」と「ハリのある肌」の写真対比、写真付きの体験談、セット販売による割引など、広告の宣伝手法は、『茶のしずく』と共通点が多い。
 悠香はわずか6年半で300億円の売上を突破したマーケティングのノウハウを生かし、『シワコラ石鹸』で巻き返しを図っているようだ。

(つづく)
【山本 剛資】

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